Proposal Document

営業業務AI自動化
ワークフロー提案書

FileMaker × Biztel × Zoom連携による
営業プロセスの自動化と生産性向上

株式会社ピースフラットシステム 2026年6月
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プロジェクト概要

背景・課題

  • Zoom商談後のフォローメール作成・顧客カルテ記入・ToDo登録がすべて手作業
  • オンライン営業移行後、顧客カルテがほぼ記入されていない(データ蓄積の停止)
  • 架電リスト作成やホットリード選定が営業担当者の属人的スキルに依存
  • 長期追客のフォローが仕組み化されておらず、機会損失が発生

本プロジェクトのゴール

「営業は喋るだけ」で業務が完結する状態を実現する。通話・商談後の事務作業をAIで自動化し、営業データの蓄積と活用を仕組み化する。

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ワークフロー一覧
# ワークフロー 概要
0 n8nオンプレミス環境構築 全ワークフローの前提となるn8nセルフホスト環境の構築
1 商談後フォローメール&ToDo自動登録 Zoom商談終了→要約→メール生成→ToDo登録
2 架電通話の自動記録・顧客カルテ転記 Biztel通話→文字起こし→要約→FileMaker転記
3 商談キラーフレーズ自動抽出 商談録画から成功トーク・刺さったフレーズを抽出
4 アタックリスト自動生成 過去データ→AIスコアリング→毎朝リスト配信
5 追客架電の自動記録+リマインド 追客通話記録→次回接触日自動抽出→通知
6 リース期限追客リマインド リース期限チェック→営業担当に自動通知
7 商談FB自動共有 商談内容からAIがFB生成→Chatwork共有
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各ワークフロー詳細
WF0. n8nオンプレミス環境構築(全WFの前提)

すべてのワークフローはn8n(ワークフロー自動化プラットフォーム)上で構築・実行されます。貴社オンプレミス環境にn8nをセルフホストで構築することが、全ワークフロー着手の前提条件となります。

構築内容

  • n8nセルフホスト環境のインストール・初期設定
  • FileMaker Server REST API との接続確認・認証設定(各ワークフロー構築時に確認)
  • Chatwork / Outlook / Zoom 等の外部サービス連携設定(各ワークフロー構築時に確認)
  • セキュリティ設定(SSL、アクセス制御)
備考
本環境が整った段階で各ワークフローの開発に着手可能となります
WF1. 商談後フォローメール&ToDo自動登録

Zoom商談終了後、文字起こし・AI要約を経て、FileMakerの顧客情報と組み合わせたフォローメールを自動生成する。同時にネクストアクションをToDoとして自動登録する。

商談後フォローメール&ToDo自動登録フロー図
導入効果
  • 商談後のメール作成・ToDo登録の手作業がゼロに
  • フォロー漏れの防止(商談直後に自動でアクション生成)
  • 顧客カルテに商談履歴が自動蓄積され、属人化を解消
対象ユーザー
営業担当者(Zoom商談実施者)
WF2. 架電通話の自動記録・顧客カルテ転記

コールスタッフがBiztelで架電した通話内容を自動で文字起こし・要約し、FileMakerのアポシス(架電履歴)および顧客カルテに自動転記する。

架電通話の自動記録フロー図

前提条件

  • Biztelバージョンアップ(現行v9→新版)が進行中。新版でサーバーサイドWebhook対応予定
  • 文字起こしエンジン(AmiVoice or Whisper)は別ベンダーが選定中
  • 弊社は文字起こし結果を受け取る以降のパイプラインを構築
導入効果
  • 通話後の手入力作業を削減(架電履歴・顧客カルテの自動記録)
  • 顧客データが自動で蓄積され、誰でもお客様の状況を把握可能に
  • 成約時のお題ファイル作成に必要な情報が既に揃っている状態に
対象ユーザー
コールスタッフ(新規架電担当)
WF3. 商談キラーフレーズ自動抽出

Zoom商談の文字起こしから、キラーフレーズ・成功トークパターンを自動抽出し、ナレッジとして蓄積する。蓄積先のDBは用途・運用に応じて選定が必要。

商談キラーフレーズ自動抽出とナレッジ化フロー図

蓄積先の選択肢(要協議)

  • ナレッジDB(Notion等) — 検索性が高く、タグ・カテゴリで整理可能。チーム全体でのナレッジ共有・閲覧に最適。ただし構築・運用コストがかかる
  • ベクトルDB(Pinecone等) — AIチャットボットとの連携に強い。「こういう場面で使えるフレーズは?」のような自然言語検索が可能。導入の技術的ハードルがやや高い
  • スプレッドシート — 最もシンプルで導入が早い。担当者が直接閲覧・編集しやすい。大量データの検索性や拡張性には限界あり
導入効果
  • 成功トーク・刺さったフレーズが自動でナレッジ化
  • 新人教育やトークスクリプト改善に活用可能
  • チーム全体の営業力が底上げされる
対象ユーザー
営業マネージャー / 営業担当者全員
WF4. アタックリスト自動生成

FileMaker MCP(Model Context Protocol)を活用し、AIがFileMakerのデータに直接アクセス。自然言語で要望を伝えるだけで、条件に合ったアタックリストを自動生成する。

アタックリスト自動生成フロー図

MCP(Model Context Protocol)を使用予定

従来のAPI連携とは異なり、AIがFileMakerのデータベースを直接理解し、自然言語での指示に応じてデータを取得・分析します。

利用イメージ
担当者:「先月マッチング3件以上あったのに成約してない税理士事務所、リストにして」
AI: FileMakerから該当データを検索し、優先度付きリストを生成して返答
担当者:「その中で最終架電から2週間以上空いてるところだけに絞って」
導入効果
  • 自然言語で要望を伝えるだけでリスト生成(SQL知識不要)
  • 属人的な勘からデータ駆動の営業へ転換
  • 条件を会話で絞り込めるため、柔軟な分析が可能
対象ユーザー
コールスタッフ / 営業担当者(士業チーム・中小企業チーム)
WF5. 追客架電の自動記録+リマインド

追客架電の通話内容を自動記録し、AIがToDo・ネクストアクション・次回接触日を抽出。追客時期到来時にChatworkでリマインド通知する。

追客架電の自動記録+リマインドフロー図

技術方式(要協議)

  • リマインドのルール化が可能な場合 → FileMaker API で定期チェック+自動通知(シンプル・低コスト)
  • ルール化が難しい場合 → MCP を利用し、AIが状況を判断してリマインド対象を選定

※ 要約プロンプトの作成・チューニングはワークフローごとに別途設定が必要です

導入効果
  • 追客通話の記録が自動化され、次回接触日も自動抽出
  • 追客時期になるとChatworkで自動リマインド、フォロー漏れゼロへ
  • 長期追客の顧客を取りこぼさない仕組みが構築される
対象ユーザー
コールスタッフ(追客架電担当)
WF6. リース期限追客リマインド

FileMakerのリース有効期限を定期チェックし、期限到来前にChatworkで営業担当者にリマインド通知する。ルール化が可能な業務のため、FileMaker APIを使用した定期チェック方式で構築予定。

リース期限追客リマインドフロー図

技術方式

リース期限は明確な日付ベースのルールで判定可能なため、FileMaker REST API による定期チェック方式を採用予定。n8nのスケジュールトリガーで毎日自動実行し、期限到来の顧客を抽出・通知します。

導入効果
  • リース期限の確認作業が不要に(自動チェック+自動通知)
  • 期限到来前のアプローチで契約更新率の向上
対象ユーザー
営業担当者
WF7. 商談FB自動共有

Zoom商談の文字起こし・要約結果をもとに、AIが商談フィードバックを自動生成。各担当者がClaude等のAIを直接確認する運用とし、データはAI上に蓄積されていく。

商談FB自動共有フロー図

運用方式

  • 商談後、各担当者がClaude等のAIを直接確認してFBを閲覧
  • 商談データ・FB履歴はAI上に蓄積され、過去の商談傾向も参照可能に
  • Chatworkへの結果通知で各自がAIを見に行くフローを想定
導入効果
  • 商談ごとにAIが客観的なフィードバックを自動生成
  • マネージャーの商談同席なしでも改善サイクルが回る
  • 蓄積されたFBデータから、担当者ごとの成長傾向も把握可能
対象ユーザー
営業担当者 / 営業マネージャー
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導入ロードマップ
Phase 1 — リース期限通知
FileMaker連携の基盤構築(WF6)
WF6 リース期限追客リマインド(FileMaker → n8n → Chatwork通知)
基盤 n8nセルフホスト環境構築 / FileMaker REST API接続確認
Phase 2 — Zoom商談後の自動化
商談起点のワークフロー構築(WF1 / WF3 / WF7)
WF1 商談後フォローメール&ToDo自動登録
WF3 キラーフレーズ自動抽出
WF7 商談FB自動共有
Phase 3 — Biztel連携(バージョンアップ次第)
架電業務の自動記録(WF2)
WF2 架電通話の自動記録・顧客カルテ転記
前提 Biztelバージョンアップ完了 / 音声認識エンジン選定完了
Phase 4 — 追客・蓄積データ活用
追客自動化+データ駆動営業(WF4 / WF5)
WF5 追客架電の自動記録+リマインド
WF4 アタックリスト自動生成(蓄積データからAIスコアリング)